披露宴に招待する予定の人からいただいた場合は、披露宴に招待することや料理や引き出物がお返しになりますから、基本的にはそれ以上必要ありません。

結婚祝い贈り物としてタブーとされているものは縁を切る、裂く、別れるに通じるもので、包丁などの刃物類、割れる鏡や食器、白いハンカチなどは避けた方がよいとされています。ただし、本人達に欲しいものを聞いて、それらのものが欲しいと希望するのならば、贈っても問題ありません。実際、食器やグラスなどは、結婚祝い贈り物としてよく選ばれているようです。

また、結婚祝いの贈り物として定番の壁掛け時計も、目上の人に贈るのは避けたほうがよいようです。

また、結婚祝いの金額もそうですが、数字にも気をつけましょう。日本では、死につながる４や、苦につながる９は凶数とされていますので、４個、９個といったものは避けましょう。また「割れる」に通じることから偶数は避けるほうがよいとされていますが、２はペアという意味もあることから、最近では問題ないとされています。それから、キリスト教では１３は凶数ですから気をつけましょう。